【Excel】MID関数 文字を切り出す
- abesiusg
- 2023年7月23日
- 読了時間: 2分
目次
1.MID関数の公式
2.できること
3.判例
4.応用
1.MID関数の公式
MID関数の使い方を先に記載しておきましょう。
MID(対象セル,{開始位置},文字数)
2.できること
MID関数は任意の文字列から指定した範囲を切り出し、
セルに書き込むことができます。
次の章で実際の判例を見ていきましょう。
3.判例
MID関数はナンバープレートのようないろいろな情報が1つの文字列に
凝縮されたようなデータを切り分けることに向いています。
次の例はナンバープレートの情報を1つのセルに書き出しています。
地名や区分などの情報が合わさって入力されていますが、
このままの状態でどの地名のナンバーが多いか、どんな車種が多いかなどの
集計をするのは困難です。
そこで項目毎に集計ができるように、データを切り分けてみましょう。

少し解説を入れましょう。
左側の「ナンバー」という項目がMID関数の対象となるセルです。
ナンバーから地名の「品川」を切り分けるには下記のように考えます。
「品川599き12-34」の1文字目から2文字切り出す
それがここで使うMID関数の全てです。
他の区分についてもそれぞれ何文字目をスタートとして何文字切り出すのかを
記載してあげればOKです。
4.応用
MID関数ではこんなこともできます

この例では入力文字列は6文字と決まっていて、
文字数毎に別のセルに切り出しています。
関数の解説をしましょう。
基本的には判例で述べたことと同様ですが、開始位置の書き方が異なっていますね。
「...{1,2,3,4,5,6},1」これが意味していることは下記のような意味です。
1文字目、2文字目、〜6文字目から1文字を切り出す
開始位置を1〜6と複数指定しているということになります。
文字数が厳しく決まっているデータに対しては便利に使えそうですね!
以上、MID関数でした。ご観覧ありがとうございました。